コーングリッツ業界のリーディングカンパニーとして、トウモロコシが秘める限りない可能性をひたむきに追求し、信頼・満足・期待される製品を継続的に提供する努力とともに、邁進してまいりました。
1968年創業以来、高度な技術と未来を先取りする製品開発力で、時代のニーズに対応できる新しい食文化の創造に日々努力をしております。
品質管理、フードディフェンスを厳格に行い、安心・安全な製品を安定供給できる体制を整えております。
商号 | 株式会社サニーメイズ(SUNNY MAIZE CO.,LTD.) | ||
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創立 | 昭和43年(1968年)11月21日 | ||
資本金 | 1億2,000万円(授権資本金3億5,000万円) | ||
住所 | 〒424-0035 静岡県静岡市清水区横砂南町2番1号 | ||
電話 | (代表)054-365-5180/(営業)054-365-5163 | FAX | 054-364-2578 |
株主 | オエノンホールディングス株式会社 三菱商事株式会社 大西商事株式会社 |
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役員 |
代表取締役社長 西内 正美 取 締 役 西永 裕司 取 締 役 岡本 知己 取 締 役 宇佐川 定男 執 行 役 員 松村 一範 執 行 役 員 安藤 誠起 監 査 役 杉山 絢音 |
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ISO取得状況 | ISO9001:2015(2001年取得) |
トウモロコシの乾式処理によるコーングリッツ、その他の製品の製造、加工ならびに販売。
昭和43年設立当時のサニーメイズ
平成27年11月現在のサニーメイズ
その源(みなもと)は、昭和10年代(1940年代)にまで遡ります。
時あたかも日米開戦前夜、長期化する日中戦争や、北部仏印(現在のベトナム北部)まで南進していく日本の膨張政策に対抗して、アメリカ(America )・イギリス(Britain)・中国(China)・オランダ(Dutch)は1930年代後半にいわゆるABCD包囲網という経済封鎖・経済制裁を形成します。これにより、地下資源に乏しい日本は苦境に陥ります。
中東のアラブ諸国から石油を輸入するようになったのは主に戦後のことで、当時はオランダが支配していたインドネシア (当時名称は、オランダ領東インド)から石油を多く輸入していました。日本は一刻も早い航空燃料の確保と新しい燃料の開発の必要に迫られます。
ここで合同酒精が登場します。北海道旭川で馬鈴薯による国産アルコールの事業化に成功し、それを原料としたお酒である「甲類焼酎」の製造販売 のNo.1企業となっておりました。合同酒精旭川工場は、この発酵技術をもとに需要に応え北海道産トウモロコシを原料として、昭和18年(1943年)5月には、高オクタン価の航空燃料の製造に成功します。
しかし、まもなく昭和20年(1945年)の終戦を迎え、旭川工場は本格的な飲料用のアルコール製造工場となり原料はやはりトウモロコシを使用することとなりました。但し、終戦直後は極端な食糧不足とインフレの進行により、道産トウモロコシを原料として使用することは困難となり、割安な外国産(主に米国)トウモロコシに依存することとしました。(ちなみに、現在国内で食べられているスイートコーン品種はこのときの道産トウモロコシの品種改良研究のひとつとして産み出されたものです。)
その際、新たに判明したことはトウモロコシを原料としてアルコールを製造する場合、必要なのは主に粉質胚乳部と油分を除いた胚芽部だけであり、外皮部(繊維)・油分・角質胚乳部は不要となるということでした。
この「余剰部分」の活用方法を探るため、昭和40年(1965年)秋、合同酒精清水工場内にテストプラントとして小規模のコーングリッツ(角質胚乳部)精製工場を建設しました。
清水工場が選ばれた理由としては、輸入原料の受け入れに最適な場所(良港に恵まれている)であること、当時、化学工場としては最新鋭であり、高性能ボイラー等の設備が整備されていたこと、川側に広い建設用地が確保されたことなどがあげられます。
その後、大きな市場に需要があることが確認されたため、合同酒精(現オエノンホールディングス)50%、日本食品化工40%、三菱商事10%の出資比率にて昭和43年(1968年)11月、スイスのビューラー社から当時最新の技術と設備を導入し、「サニーメイズ」が設立されました。(その後、昭和48年(1973年)に、工場の設備・全従業員が合同酒精から「サニーメイズ」に移管されました。)
1943年 (昭和18年) |
合同酒精旭川工場でトウモロコシを原料として、高オクタン価の航空燃料の製造に成功する。 |
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1945年 (昭和20年) |
終戦を迎え、合同酒精旭川工場はトウモロコシを使用したアルコール製造工場となった。 |
1965年 (昭和40年) |
トウモロコシ原料の有効活用を図るため合同酒精清水工場内に小規模のコーングリッツ製造工場を設置。 |
1968年 (昭和43年) |
ビューラー社にプラントを依頼し、原料処理能力は150トン/日に飛躍的に向上。本格ドライミリング工場として世界的に有数な工場となった。サニーメイズを設立し、本社を東京丸の内に構える。 |
1972年 (昭和47年) |
新鋭機械を多数導入し、原料処理能力を増強し、200トン/日へ増強。 |
1973年 (昭和48年) |
ドライミリング事業は合同酒精から移管された。 |
1980年 (昭和55年) |
原料処理能力が230トン/日へ増強。 |
1992年 (平成4年) |
ビール用原料の需要増加に対応するためB工場稼働、原料処理能力が1日400トンへ増強。減菌コーンフラワー技術確立。 |
1996年 (平成8年) |
3月本社を東京丸の内から銀座へ移転。 |
1998年 (平成10) |
3月本社を東京銀座から旧清水市へ移転。 |
2000年 (平成12年) |
分別生産流通管理(IPハンドリング)を開始。 |
2001年 (平成13年) |
ISO9001認証取得。 |
2002年 (平成14年) |
TPM活動(STEP活動)キックオフ。 |
2003年 (平成15年) |
ビール用原料の需要減少に伴いB工場完全停止。原料処理能力が1日240トンへ減少。ISO9001:2000へ移行。 |
2009年 (平成21年) |
ISO9001:2008へ移行。 |
2012年 (平成24年) |
サニーメイズNEWS(コーンなNEWS:2017年12月休刊)創刊。 |
2013年 (平成25年) |
4月ファベックス、デザート・スイーツ&ドリンク展出展。 |
2014年 (平成26年) |
4月ファベックス、デザート・スイーツ・ベーカリー&ドリンク展出展。 |
2015年 (平成27年) |
4月ファベックス、デザート・スイーツ&ドリンク展出展。6月不適切会計処理発生。11月公式Facebook、Twitterオープン。12月公式Instagramオープン。公式HPリニューアル。 |
2016年 (平成28年) |
4月ファベックス、デザート・スイーツ&ドリンク展出展。10月製品カタログ「業務用商品のご案内」発行。 |
2017年 (平成29年) |
4月ファベックス、デザート・スイーツ&ベーカリー展出展。 |
2018 (平成30年) |
2月ISO9001:2015へ移行。4月ファベックス、デザート・スイーツ&ベーカリー展出展。11月創業50周年を迎える。 |
2019 (令和元年) |
4月「会社案内」と「業務用商品のご案内」をひとつにした「会社・製品案内」発行。5月「リダクションフラワーイエロー」を「サニーコーンパウダーイエロー」へと名称変更。6月紙袋製品のデザインリニューアル。 |